セブ5日間徒然

1日目、起床〜セブまで

朝4時起床。
なんたって、
集合が7時半なのに、
ちょうどに着けるような時間の電車がないんだもの。
準備をして5時の電車で船橋周って成田へ。
千葉県内(柏)に住んでいながら、
この遠回りはなんぞや。
とりあえず7時に空港到着。
彼女と合流してチェックイン、
一路フィリピンはマニラ目指して出発。
まぁ入国申請用紙の書き方が分からずに、
隣のフィリピン人のおばさんに教えてもらったり、
マニラからセブの乗り継ぎで今一どこへ行っていいか分からずに、
ちょっと迷いかけたり、
多少のトラブルはあったけど無事セブ到着。
何を隠そう、二人とも英語をあまり話せません。
ボーイング747−400だったので空の旅は快適でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0747
到着後、ガイドを紹介された。
この男、ジョージというのだが、
何でもまだ始めたばかりで我々が初めての客らしい。
(あとで聞いたが9月1日から始めたらしい)
ホテル(タンブリ・ウェスト)へ案内してもらい、
あとは部屋でゆっくり。
ルームサービスで蚊除けスプレーを持った奴らがやってきたが、
ぼられまいとビビッている我々は、
「How much?」
と聞いて、「サービスだからタダだよ」と返されたのでした。
バーベキューバイキングの食事もおいしかったけど、
正直一日目は韓国人の多さと日本人の少なさとホテルの作りに、
ハズレ感を感じていたのは事実でした。

2日目、体験ダイビング

事前にインターネットで予約済みだったので、
http://www5c.biglobe.ne.jp/~psq/
9時にホテルへ迎えにやってきたワゴンに乗り、
一路ダイビングショップへ・・・が、
実はダイビングショップ、同じ敷地内にありました。。。
併設してるホテルにあるので、
乗って10秒くらいで降ろされました。
「来る時は分からないだろうから」という親切なのです。
ここのオーナーは日本人でお客さんも日本人ばかり。
かなり安心できます。
プールで講習を受け、いざオープンシーへ!!
船で沖まででて準備して、
海へ放り込まれてダイビング開始。
なんというか、やったことない人はぜひ一度やってもらいたい。
重力を感じない青の世界はなんとも神秘的でした。
30〜40分くらい潜ってました。
ニモ(クマノミ)もいました。
帰りは隣のホテルなので歩き、とは言っても徒歩30秒くらい。
シャワーを浴びて着替えて昼食が取れて、
他のホテルに泊まっている人とかと比べると、
このお手軽感がかなりよく、
これだけでホテルのランクが2つくらい上がりました。

3日目、大空を舞い水上を走る

3日目はパラセイリングと水上スキー
http://seawalker.web.infoseek.co.jp/
前日に住所を確認してましたが、
これもやっぱり隣でした。
この日はオーナーさんが歩いて迎えに来てくれました。
パラセイリングね、天候が曇だったのですよ。
本当は空の上から青い海が一望できるはずだったのに。
そうそう、この時期フィリピンは雨季で、
天候はとても変わりやすいのです。
当然、雨が多い。
パラセイリングもかなり高く上がっていたところから徐々に降下し、
そのまま船のデッキに着陸。
「風が強いし、波が来るから、パラセイリング危ない、中止」
と告げられたのでした。
でもまぁ楽しめた。
で、案の定、陸に戻らないうちに激しい雨、風。
こうなるととても寒い。
水着にTシャツでいたら震えました。
ジェットスキーをやるはずだったけどちょっと無理そうなので、
スタッフに相談して一度ホテルに戻って、
午後にもう一度来ることに。
他のホテルに泊まってたら送迎とかあるのでできない作戦。
またしてもホテルのランクがアップしたのでした。
風をひかないように暖かくして昼過ぎまで休んで、
雨、風がなくなったのを見て再度お店へ。
ジェットスキーは、バイクと似たような感じだけど、
やっぱり海の上なので少し違うかな。
ブラブラお散歩感覚で走ってました。
レースとかできたらおもしろそうだったな。
その後はホテルのプールでだらだら泳ぎ、
フィリピーナを彼女にもつ白人さんと知り合いになり、
(会話は英語でなんとかできた)
ホテルの敷地の片隅にある射撃場へ行きました。
実弾射撃。
一発打って手が震えました。
反動がすごいすごい。
一回で十分です。
あー怖い怖い。

4日目、セブ市内観光

これまでの2日間とはうってかわって快晴。
こんな日に限ってマリンアクティビティではなく、
セブ市内観光だったりするわけです。
まぁ雨の中観光も嫌だけどね。
日本人ガイドさんを期待していたけど、
やって来たのはやっぱりジョージ。
でもたまに日本語を間違いながら、
一生懸命説明してくれる彼の姿は、
とてもほんわかした気分にさせてくれました。
最初は「英語のほうがいいんじゃないの?」とか言っていた他の客も、
うまく伝わらずに落ち込んでいるジョージを見て、
お互いフォローしあって楽しむことができました。
まぁプロとしては失格かもしれないけれど、
そこはジョージの人柄でカバーされて、
決まったツアーなのに手作り感みたいなのがあって、
より楽しめた。
セブの歴史も多少知ることができ勉強になりました。
(マゼランを殺したのはラプラプとか)
フィリピン料理もおいしかった。

5日目、別れと帰国

これを書いている今日ですが、
最終日は朝5時40分ホテル発で帰国のみです。
ジョージは時間にホテルに現れなかった。
バスで移動中に拾われました。
相変わらず憎めないやつ。
お互い、初めてのセブ、初めての客で、
変に強い絆を感じたりして、
なんかとても別れが寂しかった。
残ったお金は少なかったけれど、
「ジョージのビール代と、貧しい子供たちのために使ってね」
とジョージに託し、お別れしました。
次行く時にも、また会いたいな。

東南アジアと貧困

今回初めて、フィリピンを訪れました。
セブしか見てないけれど、
やっぱり日本と比べてまだまだ貧しい暮らしをしている人がいて、
自分たちの裕福さがとても申し訳ない気になりました。
初日にホテルに行くまでの道で暮らす人々を見て、
少なからずショックを受けたのは事実です。
でも多分僕たちが見たのは、
おんぼろでも住む家があり、
観光という産業があってそれなりの仕事があり、
食べるものにもそんなに困っていない人たちなのだろう。
「悪い人もたくさんいます」とジョージは言っていたけど、
きっとその中にもいい人はいて、
きっと原因は貧しさにもあるんじゃないかと思う。
だから今僕が何かできるかと言うと、
善人ぶるつもりもないし、
ただこうやって、旅行に行ってお金を使うことが、
少しでもその土地の人のためになるのなら、
今はそれでいいと思う。
きっとフィリピンはまだいいほうで、
アフリカとかに行けばもっと厳しい現実があるのだろう。
正直なところ、僕には僕の人生があるし、
私財を投げ打ってまでというつもりはないが、
ほんの少しでも何か役に立てる方法を見つけたい。
と、帰りの飛行機で思いましたとさ。

セブと韓国人

えー、とにかく韓国人が多いです。
我が物顔です。
何がひどいって、
ホテルの朝食時(ビュッフェスタイル)、
韓国海苔を持ち込みました。
そのくらいは(本当の意味で)朝飯前でした。
そうこうしていたら、
おもむろにカップ麺を取り出しました。
ボーイさんにお湯を入れさせて食べてました。
頼むから・・・、
南国バカンス気分の我々の視界から、
その至って人工的で無機質な食料を消してください。。。
(注:カップ麺に対する非難ではありません)