ヘルシオ様胎動す

我が家に降臨なされてから早一週間。
その間、頑ななまでに沈黙を守られていたヘルシオ様。
本日ついに、その玉座が到着し、
その上に鎮座なされた。
その巨体に似合わぬ静けさでたたずんでおられたが、
一度火を入れると烈火の如き蒸気をお発しになられる。
上で待機しているエアコンがその怒りの蒸気をモロに受ける始末。
エアコンよ、ただただ、耐えてくれ、と祈らんばかり。


というわけでついにヘルシオ始動。
まずはカラ焼きしてコンディションを整え、
いざ、「とりの唐揚げ」に挑戦。
「蒸気で唐揚げができるわけないじゃん」
と私を狼少年に追いやったきゃつらに、
目に物を見せてくれん。
ヘルシオさまで作ったから揚げの感想は、
味がどうこうというよりも、不思議でした。
(味は唐揚げ粉の付け具合がちょっと甘く、
薄味に仕上がりました。)
明日のお昼に振舞いますよ。
使った油は、網に塗った分だけ。
でもこれは単純に網にくっつかないようにするためだと思われる。
まぁしかしこんなに簡単なら、
学生時代には一度もやったことがなかったけど、
一人でも揚げ物ができそうです。