ノリック、逝く。

朝から衝撃を受けてしまった。
ノリックが亡くなったそうだ。
享年32歳。

ノリックの説明はWikipediaに譲る。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E5%85%B8%E5%8F%B2


今回はプライベートでの事故死ということだが、
やはり日本のトップライダーだった”大ちゃん”こと、
加藤大治郎を思い出さずにはいられない。
当時の自分のWebサイトにこんなことを書いていた。

 Moto GPライダー、天才と呼ばれ、日本人チャンプに最も近かった男、加藤大治郎さんがMoto GP第1戦鈴鹿でのレース中のクラッシュが原因で2003年4月20日、亡くなった。鈴鹿で育った大ちゃんは鈴鹿で帰らぬ人となった。
 天才なんて呼ばれたことのない凡人の僕でも、天才と呼ばれた彼でも、死は遅かれ早かれ必ずやってくる。平等に訪れる。彼はこれまで多くのことを成し遂げ、これからもきっともっと多くのことを成し遂げるはずだった。僕のこれまでの人生が、これからの人生が、彼ほど他人に影響を与えられるほど多くのことを成し遂げられるかは分からない。しかし僕は今もこうして生きていて、彼は死んでしまった。
 生とは、死とは、人生とはいったい何なのか。僕には分からない。ただ、才能や素質は平等には与えられないけど、生と死は平等に与えられ、生と死に挟まれたその間の時間、「人生」はやっぱりみんなに平等に与えられるのだ。
 自分の最期がいつなのか。考えたところでそんなことは誰にも分からない。いつその時が来てもいいように生きるなんてことは不可能だと思う。だからせめて心はいつも輝いていたい。自分の最期がきたとき、「自分の人生は最高だった」と思えるように。

そしてまた一人、日本の才能が失われた。
やっぱり思うことは同じだったなぁ。


ご冥福をお祈りいたします。