Joel on Softwareを読んだ
掲題の本を読み終えました。元マイクロソフトでプログラムマネージャーとしてExcelの開発をしていた有名人のようです。この本自体はだいぶん古く、内容も2000年前半に書かれたもの。けれども色々と納得させられました。
- 作者: Joel Spolsky,青木靖
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 単行本
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ともすれば、メディアに登場するいわゆるバズワードなんかに踊らされて物知り顔で抽象的な概念を語っていれば、なんだか賢そうに見えますが、それを具体化できなければ何の意味もないことなのです。そういう意味では、コードこそが唯一絶対なのだと思ってしまいそうですが、著者は設計の大切さを語っています。コードを書く前に必ず、手書きでもなんでもいいので機能仕様書を書く。そうすることで、コードを書いてから「やっぱりこっちのほうが良かったな」という修正の手間を大きく削減できるから。プログラムを書き換えてテストし直して、なんてやるよりも紙に書かれた1行を書き換えるだけで済むほうが楽なので。
あと、読んでて思ったが、やっぱりマイクロソフトは凄い。