3周年ショートバカンスinモルディブのロングリポート

先にお伝えした通り、モルディブに旅程6日間のショートバカンスに行ってきました。出発日が11月6日だったわけですが、ちょうどこの日が我々夫婦の結婚記念日☆(入籍日を記念日にしております)
3周年を祝うべく今年はちょっと豪勢に、というわけでもないのだけれども今年はモルディブへ行くことにしました。

旅程とか

11/6(土)

13:20成田発−コロンボスリランカ)経由(約10時間)−マーレ(モルディブ)着が22時くらい。この日はこのまま空港近くのホテルに移動して1泊します。
空港から近い島であればこの日のうちにスピードボートで移動となりますが、我々は少し離れていたので翌日、水上飛行機で移動します。

11/7(日)


午前中に水上飛行機で30分程度のフライトで宿泊先のホテルがある島へ移動。空から眺める島々は本当に美しい限り。
ホテルのチェックインは通常14時くらいからのところ、到着したのが11時くらいにも関わらず運良く部屋の準備ができていてチェックインできた。早速シュノーケリングセットを借りて海へ入ったり、レストランで食事をしたりとのんびり過ごす。

夜は星が見えるかと思って期待していたが、長旅と4時間という中途半端な時差による眠気に勝てず就寝。夜中に目が覚めたら物凄い雨。。明日大丈夫か不安になりながら再度就寝。

11/8(月)、11/9(火)

朝には雨も止んでいた。両日とも終日のんびり。ペダルボートをやったり、バーでカクテルを飲みながらくつろいだり、リゾート内にあるお土産屋でこの旅初めての出費をしたりしました。
こちらは泊まった部屋のベランダからの眺め。

部屋には海に降りる階段がついていて、シュノーケルも気軽に楽しめる。海の中には珊瑚とそこに集まる熱帯魚がたくさんいてとてもキレイ。ハワイのときのような黒い魚と寒さに震えることもありません。

こちらは海に浮かんでいるかのようなプール。ビーチが目の前にあってもやっぱりプールはあるのですねぇ。とりあえず1回入っておくかという感じで入りました。

夕焼けもキレイに見えました。

そして残念ながら写真にはおさめられなかったけれど、この2日とも夜まで晴れていてベランダに寝そべりながら満点の星空を眺めることができました!妻の念願でもあり、実際目にすると「こんなに星ってあったのか」と思えるほどの星空。ただただ見惚れるだけで言葉は出てきません。

11/10(水)、11/11(木)

12時チェックアウトで14:30の水上飛行機でマーレに戻ります。飛行機が来るまで2時間、ただただ海風に吹かれて待つ。
15時過ぎにマーレに到着し、20:25発の飛行機を待つという状態でしたが、テレビでやっていたサッカーを2試合観てたら意外にすぐでした(?)。それにしてもこの日は朝から曇り空。この3日間なかったくらい、リゾートにいるときからずっと灰色の雲が空を覆っていましたが、マーレに着いた時には降りだしていてしかも勢いはますばかり。スコールと呼ぶには長すぎるように思うので普通に大雨だっただけなのかも。
帰りもコロンボ乗継、13:00頃成田到着。

モルディブのリゾート=ホテル

モルディブは複数の島からなる国で、1つの島に1つのリゾートというのが基本です。ここでいうリゾートというのはつまりホテルのことを指しています。複数のリゾートを周遊するというプランなどは基本はなく、1つのリゾートに滞在して休暇を過ごすという形になります。
今回行ってみて改めて実感しましたが、モルディブの美しい海と温暖な気候というのはどこに行っても変わりませんが、当然リゾートごとに特色が違うので、ひとえに「モルディブに行った」と行っても滞在したリゾートによって違う印象を持つことになるということ。例えばハワイなんかであれば、ホテルで過ごすのではなくワイキキの街やビーチに出ていって過ごすことが多いので、「ハワイに行った」という中に泊まったホテルによる大きな違いは出てこないのですが、モルディブはこの点でやはり少し他とは異なるように思います。

センターラ・グランドアイランドリゾート

今回選んだのがこのリゾート。タイのホテルグループで、2009年に出来たばかりのまだ新しいリゾートです。
http://www.pacificresorts.com/centara/maldives/
選んだポイントは

  1. オールインクルーシブであること
  2. 海に降りる階段の付いた水上コテージであること
  3. 値段の安いところ

という3点くらいです。
オールインクルーシブとは、食事、飲み物(アルコール含む)などの代金がすべて含まれた形のものです。リゾートによってはアクティビティまで含んでいる場合もあり、今回選んだセンターラもシュノーケルセットや、モーターを使用しないマリンスポーツ(ボートなど)も含まれています。
行く前に他の方のブログ等で調べたところ、日本人のスタッフもいるとのことで、日本人にも心強い限りでしたが、実際は少し違って、確かに日本人スタッフのアミさんという方がいてチェックイン等のお世話をしてくれましたが、まだこちらにきて2週間とのことで、前の方はもう戻られて今度は自分がインターンとして1年間こちらで働くとのことでした。
食事は基本ビュッフェ形式のレストランでしたが、イタリアンかタイ料理の有料レストランを滞在中1回だけ無料で利用出来るとのことでイタリアンを利用しました。
こと食に関しては日本ほど恵まれている国はないという噂なのですが、このホテルの食事は日本人の舌にもあうもので美味しかった。
後に書く事件とか、クローゼットの扉が外れていたとか、メンテナンスはあまり気を配ってされていないように思いましたが、まだ新しいこともあり総じてキレイで良かったです。

今回の出来事集

色々ありました。

機内のエンターテイメントシステムリモコン故障

妻の席のエンターテイメントシステムのリモコンが故障しておりまして、映画鑑賞やゲームなどができない状態。CAさんに聞くと「I will check.」とかなんとか言ったっきり戻ってこなかった。まぁ見た目すぐに戻るシロモノでもなさそうだし、席を移るのも面倒なので放置。

入国審査の敗退者

マーレの空港で入国カードを記載して入国審査に並んでいると、前にいた欧米系の顔立ちの数人が次々と通過できず別のほうへ誘導されていた。彼らは何者だったのだろうか。背中にギターを背負っている人もいました。悪い人ではないと思う。

歯ブラシがこない

空港近くのホテルに泊まった時、歯ブラシがなかったので荷物を運んでくれたポーターに言ったところ、流暢な日本語で「歯ブラシないですか?すぐにお持ちします。」とのこと。日本語の受け答えによる安心感で油断していたが30分待っても来ない。仕方なくフロントに電話したところ10分後くらいにようやく到着。リゾートなので皆時間感覚がおかしいのだろうか?

バスタブ・イズ・ブレイキング.

部屋にはジャグジー付バスタブがついていて、妻がシュノーケルで冷えた身体を温めようと試しにお湯を入れて抜いてとしてみたら床が水浸しに。こういうもの?と思ったそうですがそんなはずはない、ということでフロントのアミさんに電話で事態を伝えると「すぐに伺います」との返事。その後1時間待っても誰も来ない・・。今度は直接フロントまで出向いてもう一度事態を伝えると「え?まだ誰も来ませんか?申し訳ございません。」とその場で担当者に電話をしていただき、「すぐに伺いますので」と言われ安心して部屋へ。でもまた1時間しても誰も来ない・・。再々度、フロントに電話をすると17時を過ぎていてアミさんは退勤(finish)された模様。仕方ないので電話口の方に説明をしようとするも何と言っていいかわからないのでとりあえず「バスタブ・イズ・ブレイキング」と言ってみたら通じたらしく、「エンジニアが行くから」と言われた。それから1時間、やっぱり誰も来ない。歯ブラシ同様、これがモルディブ時間なのか?日本人の常識からするとあまりの対応の悪さに、今度こそちゃんと「4回目だぞ!いつ来るんだ?」と言おう思い、電話では自信がないので直接フロントへ出向くことにして部屋を出る。するとフロントへ向かう途中で見た目エンジニアっぽい人がたまたま立っていたので「エンジニアですか?」と確認をして事態を説明すると、部屋に来てチェックし、10分程で直してくれました。
1回だけなら連絡の行き違いってこともあるけれども、さすがに3回ともなると怠慢としか思えないのだけれども、まぁリゾートでバカンスなのだし怒りたくもないので直ったから良し!ということにしました。

日焼け対策怠るべからず

気温は高くても乾燥していて過ごしやすいですが、赤道にも程近い南国ではやはり日焼け対策を怠ると大変。というわけでアネッサ&アリーでバッチリ。・・・と思って油断してました。。

  • 首筋に塗ったときに片手で塗ったこともあり塗りムラがあって一部が真っ赤に。
  • 30分程しか入っていないプールで、肩に日焼け止めを塗り忘れて肩が真っ赤に。
  • 全然ノーマークだった耳と耳の裏が真っ赤に。
  • シュノーケリングで浮いている体勢を想定しておらずふくらはぎが真っ赤に。

というわけで何箇所からやれました。まさかそこがというのが分かり、勉強になりました。

海外旅行客はというと

中国や韓国など、日本人も含めてアジア系のカップルが多かった。中国の場合は集団で来ているのか、レストランなどでも必ずグループ。ビザの関係で個人旅行はできないのだろうか?あと、中国か韓国か分からないけれど、皆、男性が女性を一眼で接写しているという光景が。妻と思われるほうがポーズやアングル、構図を指定して男性がそれを撮るという形です。国が変われば様々。
欧米系の方もいますがどちらかというとファミリーの方が多かったかな。

奇跡の出会い

帰りのマーレの空港でTVのサッカーを見ながら飛行機の時間を待っているときにふと前を通りかかった人がこちらを見ている。なんだろう?と思ってよく見たら・・・「ミネ!(峰島くん)」。なんと、新婚旅行でモルディブへ来ていた会社の同期でした。本社でもほとんど会わないのにこんなところで会うなんて、不思議なもんです。

リゾートの過ごし方

日本人はあれこれ指示されたり予定が埋まっていないと落ち着かない種族のようで、リゾートに行ってもオプションなんかで予定を埋めてしまいガチの模様ですが、欧米人など、リゾート慣れした種族の方々はただのんびりする目的のためにここにきているので、ビーチやベランダで本を読んで過ごしている姿をよく見かけます。我々はというと予算の関係と言葉の問題によりオプションはつけず、せっかくモルディブまできて何もせずベッドから海を眺めていると何か勿体無いような気がしてくるのを抑えつけ、欧米人ぶってのんびりすることを楽しむことにしました。こういうのもよいもんです。

言葉の壁

ローカルはディベヒ語というのを使うそうですが、英語が公用語に近いくらい一般的です。なのでホテルなどでも英語です。日本のガイドさんやホテルに日本人スタッフがいる場合、その人達とは日本語で会話できますが、それ以外で日本語を話せる人はいないと思ったほうがよいでしょう。多少の英語力は必要だと思いますが、普通に海外旅行に行けるくらいであればOKです(僕のTOEICは高校卒業程度の点数しかありません)。

お金の話

新婚旅行でもないのに「モルディブへ行く」と言うと驚かれます。新婚旅行で思い切って行くくらい豪華なところ、お金のかかるところというイメージからだと思います。確かに安くはありませんが、時期と泊まるリゾートを選べば、夫婦2人なら少し頑張れば何とかなります。
今回は、

  1. 阪急交通社
  2. スリランカ航空利用
  3. センターラ・グランドアイランドリゾート
  4. 6日間(4泊中到着日の1泊はマーレ市内のホテルのためリゾート3泊)

で、22万円弱/人です。センターラはオールインクルーシブのリゾートなので、レストランでの飲食費、シュノーケリング等の簡単なアクティビティ用品のレンタル等が上記料金に含まれています。なので基本的にはお土産代以外にはかかりません。去年のハワイが旅費15万+食費やアクティビティ代がかかったのを思えば、何かを我慢すれば工面できる程度の差しかありません。
でも時期やホテルを間違えたら(?)普通に50万とかするのでさすがにそれはムリです。

もう一度行くとしたら

もしもう一度行くとしたら?と聞かれると困るのが、今回のホテルについて細かい話は置いといて、総じて不満はなくもう一度来てもよいと思えるところでしたが、やはりリゾートによって全く違う印象を持つであろうモルディブだけに、次は別のところに泊まってみたいかなぁ。イタリア系ホテルなんかは食事がおいしそうとかそんな感じで。

というわけで6日間で色々あったけれどもとにかく楽しくのんびり、美しい体験ができました♪