カリブ海クルーズ新婚旅行7日目−コズメル(メキシコ)

コズメルは島

コズメルはメキシコの東、カリブ海に浮かぶ島です。今日ももちろんオプションなし。コズメルのオプションの目玉は、マヤの遺跡であるトゥルム遺跡観光だったが、これはコズメル島から船で50分かけて本土に渡って、そこからさらにバスで移動という長旅。それだけが理由ではないけれども早々に断念。さて何をするかって感じでとりあえず昼前に船を降りる。
降りたところにお土産屋さんとかビーチとかもあって、それだけでメキシコ気分を満喫して帰ろうかと思ったけどそれだけじゃあねぇと思いつつ、やっぱり見知らぬ土地は怖いので、港の出口で行ったり来たり。タクシーに乗るまいかどうしようかで散々悩む。
意を決して外に出て、タクシー乗り場を見ると、タクシーツアーの案内を持ったおっちゃんが立っていたので話を聞くと、コズメル島内にあるマヤの遺跡まで乗せてってくれて1時間くらい待ってくれて、帰りはショッピング街のあるダウンタウンで降ろしてくれてで2人で50ドル。船内で申し込むオプションとかよりかは断然安いのでOKして、いざ、マヤの遺跡観光へ。

ホセ

遺跡まで乗せてくれた運転手の名はホセ。メキシカン。多分普段は色々とガイドをしながら遺跡まで向かうんだろうけど、英語があまり話せないというと、ゆっくり1つずつ確認しながら説明をしてくれて、とてもいいやつだった。遺跡に着いてからもチケット売り場まで案内してくれたり、とても親切なやつでした。警察の腕章を集めるのが趣味らしく、「日本のは"POLICE"って書いてあるの?それとも違う言葉?」と聞かれて、実は何か分からないまでも、「漢字だよ。日本でポリスは警察って言うんだぜ」なんて言っておいた。管轄ごと(東京都なら"警視庁"とか)なのかな?

サンヘルパシオ遺跡

コズメル島は小さな島で、その島のちょうど中心あたりに、このサンヘルパシオ遺跡があります。トゥルム遺跡なんかは本当に大きくて、マヤのピラミッドみたいなのとかあるのですが、このサンヘルパシオ遺跡は小さな集落程度の遺跡。それでも当時の面影を残す遺跡群で、個人的にはとてもよかった。人も少なかったけれど、最初のポイントで外人グループの写真撮り係を嫁さんがやってました。掛け声は、「3、2、1、テキーラ!」。

いかつい草食動物

ケイマンの7マイルビーチでも見たのだが、このあたりはイグアナの生息地のようで、普通に遺跡を歩いていると横の草むらからガサガサと音がして、イグアナが登場します。恐竜のようないかついなりをしているのに草食という、なんとも憎めないやつである。
微動だにしないかと思うと、けっこう素早く動いたりするのでちょっと焦る。

コズメルのビジネス

コズメルも世界有数のダイビングポイントとして知られております。ホセ曰く、コズメルのビジネスのほとんど(何%とか言っていたけど聞き取れなかった)は観光客相手だそうな。島ということも相まってか、コズメルはとても安全だそうな。確かにそんな印象でした。
ちなみにコズメルは港とダウンタウン以外はほとんど何もないようです。山がないので、船の上からだとかなり遠くまで見渡せるのですが、一面草原のような森のようなのが広がってます。とても良さそうなところです。

残りわずか

最終日も近づいてきた。明日の夜には荷物をまとめて下船準備のため一旦トランクを預けないといけないので、今日のうちにある程度片付け。でもこの夜はどうやら風が強かったらしく、船もかなり揺れた。ので、嫁さんは酔い止めの効きもいまいちでダウン。僕も暑い中歩き回ったので疲れていたらしく、ショーの途中で退場して寝る。
食事のときに、他の皆さんにどこに行ったのかを聞いていると、トゥルム遺跡はやっぱり船の乗る時間が長く、しかも小型だったこともありもの凄く揺れて船酔いをしたらしい。トゥルムに行くならカンクンなんかに行ったときに行ったほうがよいかも。