GW2009第1部、2日-4日

2日

12時56分東京駅着の新幹線で、遠く舞鶴から両親&妹&祖母がやってくるので従姉妹とも改札で待ち合わせ、皆が合流したあとGran Age(グランアージュ)のうどん屋さんでうどんを食べる。今回、祖母は車椅子で移動だったわけだが、東京駅も意外にスロープやエレベーターが少ない。大回りをしないといけないことが多かった。
食事後は電車とタクシーを乗り継いで我が家へ。ちなみに東京駅は"少ない"ですが、最寄りの王子駅にいたってはエレベーターがありあません。。。その代わり、エスカレータの手前で駅員さんを呼ぶようのインターホンがあって、これで呼ぶとエスカレータを車椅子モードみたいなのにして動かしてくれます。
我が家に到着後は思い思いに部屋を見た後、川辺を散歩。隅田川沿い、荒川沿いを祖母の歩くペースでゆっくりと散歩をしました。我が家ながら、本当にこの辺り、晴れた日は特に、のんびりとした印象です。
夜は叔母と合流して市ヶ谷で食事。居酒屋のようだったけれど、休日だからか客も少なくて良かった。食事後は祖母と妹は叔母の家へ、両親はうちへ帰りました。酔っ払った叔母が、明日も明後日も一緒に行動するのにも関わらず、「ほな二人とはもうしばらく会わへんのやなぁ?」という、記憶が右から左に抜けてゆく祖母級の発言をし、一同戦慄。

3日

都電に乗って巣鴨へ行き、祖母&叔母と合流。とげ抜き地蔵はディズニーキャラ並みの人気であるのか、長蛇の列。我々も順を待ち、水をかけて拝む。列の横で健康グッズを売っているおっさんの胡散臭さは見事なものであった。
六義園(りくぎえん)そばの蕎麦屋さんへ移動してお昼を食べる。豊富なメニュー数と裏腹に、注文を待つおばちゃんの気の短さから放たれるプレッシャーは悲劇的ですらある。迷っている時間はない。天ざるに着地。
食事後は祖母&叔母と別れ、母の希望で上野公園へ。上野はもの凄い人の多さ。GWは東京都内は空いていると思っていたがどうやらそんなことはまったくない模様。上野公園を散策しつつ、東京国立博物館で開催中の阿修羅展へ。40分待ちをし、奈良の興福時から出稼ぎ出張中の阿修羅像を拝む。8頭身の身体と立体的な6本の細い腕のシルエットは、崇高なオーラの漂う立派な像でした。
上野から、X-JAPANのライブ待ちをする人々でごった返す東京ドームへ行き、父の希望の野球体育博物館へ。WBCのトロフィーこそすでになかったものの、あの時の興奮を呼び覚ます展示品の数々。外のX祭りが嘘のように閑散としているのでゆっくり見れて良かった。
帰りは母のたっての希望でニトリへ行き、その後帰宅して家で食事。父は何気なくつけたサスペンスドラマに夢中となる。

4日

再び全員(9名)合流し、ハトバス観光。「陽春の洋館めぐり」と題されたこのコースは、旧岩崎邸、旧古川邸庭園、鳩山会館などを回る1日コース。最初の2つは鹿鳴館ニコライ堂も手がけた建築家、ジョサイア・コンドルによるもので、およそ日本のものとは思えない家でした。むしろ、家とも思えないほどのものでした。三菱財閥(岩崎家)、古河財閥(古河家)の創設者クラスであればこの程度は当然と言うことか。ちなみにバスを降りて気付きましたが、旧古河邸は王子から1駅と、とても近くにありました。
鳩山会館は鳩山一朗元総理の邸宅。大きさは前の2つほどではないけれども、それでも立派な家。一朗さんは鳩山由紀夫、邦夫兄弟の父方の祖父にあたりますが、この兄弟はここには住んでいません。家系図を見て知りましたが、この兄弟のお母さんはブリジストンの会長の娘さん。なので母方の祖父は会長。血ってのはつまりそういうことです。
最後に東京ドームホテルでお茶をして解散、舞鶴組はそのまま帰郷のため東京駅へ。改札で皆を見送りました。
あっという間の3日間でしたが、意外に初めて行くところばかりで自分達も楽しめた。またの機会を楽しみにしております。