キングオブコント2009

多少ネタばれありです。録画を楽しみにしている人は読まないほうがよいですよ。

昨年はネタよりも採点形式のほうが話題になった感のある当コンテストですが、今年は少し変わって、各組2回のネタの合計点で競うという2発勝負の方式となりました。
一般人ではなく、芸人が採点するというスタイルは踏襲されており、一般人の感覚とのズレがところどころにあるような気も多少しながらも(とは言え、我が家はすでに一般人から笑いのツボが外れているので参考にならずですが)、おおよそ最終順位は妥当というか、納得のいくものだったように思います。
ただ、点数差が実際ほどあったというようには思えず、2位のコンビの特典が実質の優勝争いの点数だったように思います。というのも、まぁ素人の完全な個人的見解ですが、多分に審査員側の心理が反映されたような点数だったように思うわけです。
全体的に渋めの点数が付く中で、各審査員もやっぱりどこかで自分の今日一番の点数を付けたいと思ったのではないでしょうか。残り組数が少なくなりいまだ前述のような点数帯が続く中、「ここで付けておくかな」と思った時点が各審査委員で一緒だったので、急激な点数の増加が起こった、と。言い換えればそれがまさに点数なので別に文句を言っているとかそんなわけではありません。あしからず。ただ、他のネタと比較して、そこまでの点数差はなかったように感じたわけ。
これは例えば株価や為替の動きなんかとも似ているなぁと思って書いてみました。