M.シューマッハがF1復帰

だそうです。
シューマッハと言えば、ベネトン（現ルノー）で2度、フェラーリで5度（しかも5年連続）の7度のチャンピオンに輝いた、言わずと知れたF1界の生ける伝説。今年も復帰騒動があったばかりだったが夢に消えたこの話が、まさか現実になろうとは。
今回の復帰はフェラーリからではなく、メルセデスGPから。名前の通り、メルセデス・ベンツのワークスチームなわけですが、今年参戦していなかったので新参チームかと思いきや、今年年間チャンピオンを出した旧ホンダチーム、ブラウンGPをメルセデスが買収したチームです。
なんでシューマッハがいきなり？かと言うと、まぁ色々あるとは思いますが、彼は元々メルセデスでレースキャリアをスタートし、その後も秘蔵っ子として成長、F1へと辿りついた男。常に、マクラーレンなどメルセデスエンジンを載せていたチームへの移籍の噂があったわけです。さらに、チーム代表はそのままロス・ブラウンが努めるわけで、はっきりいってこのコンビであったからこそ7度のチャンピオンを取れたというコンビです。
ロス・ブラウンがたてた戦略をシューマッハが完璧にこなす。これで最多勝をあげたわけで、まさにシューマッハのブレインと呼ぶに相応しい。（だからこそ、この戦略の天才がホンダに加入したとき期待をしたわけで、ホンダが結果をみないまま撤退したのが残念なわけです。）
さすがにブランクがあるし、今年終盤のライバルの走りを見る限りすぐに勝てるかどうかは分かりませんが、もしかするともしかするかも。ハミルトン、アロンソ、シューマッハの戦いが今から楽しみ。