闘うプログラマー

1994年に初版が出ているが、最近新装されたようで、たまたま本屋で見たのだったか何だったか、覚えていたので図書館で借りて読みました。

闘うプログラマー[新装版]

闘うプログラマー[新装版]

元DEC、現Microsoftのデビット・カトラーという伝説のプログラマー率いるチームが、その後のMicrosoftの主力となるNTを開発した時のお話です。
このプログラマー、とにかく厳しい。変なコードを書くと平然と相手を罵倒する。まるで軍隊のよう。
ドキュメンタリーとして描かれており、冷静に見ると本当にデスマーチだが、成功に導いた様は熱くなるものを感じる。
こんなに真剣にコードを書くというのは、どんな気分なのだろうか。
読んでいるとコードが書きたくなってくると同時に、仕事に対してもっと厳しく臨むべきかとも思えてくる。さすがにここまで厳しくはなれそうにないが、プロとは何かを考えさせられる1冊です。