良いコード、良いプログラマ
元々はプログラムを書けるようになりたいという、今からすると漠然とした思いで、15歳から今に続く道に入ったわけだけれども、もうそろそろ会社でも中堅となった今、果たして自分は良いプログラマーになれたのだろうかなぁとふと思う。
技術や知識だけを取ったら、専門家やそれに類する人々には到底及ばないことは、すでに大学時代に経験しているわけだけれども、ただ単に「動く」プログラムよりかは一歩先の、キレイなとか読みやすいとか無駄の少ないとかってプログラムは書けるようになったんじゃないかなぁと思う。仕事をしながら、ちょっとした繰り返し作業が出てくるとコードに置き換えたら楽だなぁと思って、実際にそれを書けるくらいにはなったと思うけれど、大抵はちょっとしたことなので、逆にコードを書く時間のほうが長くて、それによって効率化された時間の総計のほうが少ないこともままあるわけだけれども、単調な作業を繰り返すよりかは精神衛生上そちらのほうがよいと言い聞かせております。
そんな折、書店でふと「そう言えば」と気になって買った本がコチラ。
良いコードを書く技術 ?読みやすく保守しやすいプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 縣俊貴
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ソースコードレビューをすることはあってもされることは少ないし、達人と呼ばれる人達のコードもほとんど読んだことがないので、客観的に「良いコード」というのはどういうことだろうかと思っていたけれども、本書で自分の書き方は別段外れているわけでもないということを確認できたと思います。(とは言え、何を良しとするかや書き方の流儀は様々でしょうが)
中級から上級の方にはもうちょっと骨太なコチラもお勧め。
- 作者: アンドリューハント,デビッドトーマス,Andrew Hunt,David Thomas,村上雅章
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
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そもそもがバリバリとコードを書くような職種でもなく、周りのほとんどがその通りの状況なのにも関わらず、未だにコードを書いているというのも何かアレなんですが、まぁそれでも、達人とまではいかなくても、いつまでも良いプログラマーでありたいとは思います。