皆既月食

昨日は11年ぶりにまともに見れる皆既日食だったそうな。11年前ってことは大学3年のときかなと思うとなんだかつい最近のような気がしてしまうのは心の成長が止まっているからなのかもしれないねぇ。
実は今日だと思っていたところに、知り合いのFacebook発言から情報を見て慌ててベランダに出て鑑賞をしたわけでありますが、だいたい半分くらい欠けたところから、寒空の下、夫婦2人でずっと月を眺めておりました。
地球が落とす影、それによって赤黒く変わってゆく月というのは何か神秘的でありまた畏怖を感じるものでもあります。科学の発達していない時代であれば、1日で欠けてゆく月を見て「地球ヲワタ」などと騒がれたのではないかと想像します。
恒星でない月が普段輝きを放っているのはまさに太陽のおかげということを頭では理解していても、なぜ岩石に覆われた惑星が太陽の光を反射することで光り輝くのかということについては正確に理解しておらず不思議なものだと感じる限りです。夜中にその辺の石ころに光をあてたところで、輝きを放つなんてことはないものねぇ。また今度Google先生に聞いてみよう。
月食は月に映った地球の影なわけだけれども、月から見ると地球が太陽に重なって日食になっているということになるわけで、過去にJAXAが月周回衛星「かぐや」から撮影した、太陽と地球のダイヤモンドリングなんてものもあるそうです。
JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による半影月食時の地球の撮影の成功について