日本3名園と日本3大湖

日本3大○○と言えば?日本三景なんかは有名ですが、色々とあるようです。
日本三大一覧 - Wikipedia
この中の日本3名園に数えられる水戸の偕楽園と、3大湖の1つ、霞ケ浦を巡るツーリングに行ってまいりました。夏休みをとったばかりなのにまた休みを取り、現場の皆様には若干の後ろめたさと「だってこの頃は工程的に一段落ついて落ち着いている予定だったんだもの」という理由にならない言い訳を盾に行ってまいりました。去年から恒例化かされたメンバーツーです。
愛車ブルックリン号ともかれこれ10年目の付き合いとなりまして、多少の感慨深さと全然乗ってない申し訳なさのようなものを感じながらの旅でございます。

旅程

  • 7:00 築地集合で朝ご飯
  • 12:00 水戸老舗のうなぎや「ぬりや」でお昼ご飯
  • 13:00 水戸偕楽園
  • 16:00 霞ケ浦 麻生温泉 白帆の湯
  • 20:00 帰宅

だいたいこんな感じです。
立ち寄ったスポットもこんな感じで、前回の山梨ツーリングよりかは走っている時間が長かったかも。ただ、偕楽園は一通り回ったので1箇所をゆっくり見た感じかな。

心配な天気と気温

前日から天気が心配だったのだけれど、朝6時時点では小ぶり程度。川崎方面は止んでそうなのでじきに止むだろうと見ていると6時半には止んだ。雲の流れも問題なさそうだし、予報通りこの後は晴れてくれることを願って出発しましたが、無事に快晴となりました。
この時期は朝晩はさすがに寒いので恰好をどうしようかと考えあぐね、結局「寒いよりはマシ」と真冬の装備に近い恰好で出発したところ、これが大正解。ちょっと油断した格好してたら帰りは特に危なかった。バイク乗りにとって季節はもうすっかり冬です。

その発想はなかった大盛ごはん

築地の朝ご飯は魚河岸の男にしたら当たり前なのか、定食でもボリューム満点。値段もボリューム満点の1300円。学生街の定食屋なら600円でふるまわれてもよさそうなものではありますがここは築地、きっとモノが違うに違いない。アジフライは本当においしかったので特に文句もなく。とんかつ八千代です。

お昼ご飯は水戸の老舗うなぎやの「ぬりや」。最近、「焼肉よりも寿司よりもウナギが好き」という友人のチョイスによりここになりました。よいうなぎを食べ歩いている友人からしても「今までで一番かも」と言わしめるほどの味。僕もちょっと感動するくらいでした。脂が乗っているのであろううなぎは秘伝のタレと相まって”ほわっほわっ”。口の中で溶けるような感覚。しかし何より驚いたのが友人が頼んだ「ご飯大盛」のスタイル。てっきり重箱の中のご飯が大盛になっているのかと思いきや、うなぎの乗った重とは別にもう1つ運ばれてきて、ほぼ同じ量のタレ付ご飯だけが入っているというスタイルは老舗でありながら斬新ですらありました。

3名園

梅林が有名な偕楽園ですが当然季節外れ。梅林はすべてただの枯れ木状態では見どころもほとんどなく、園内の好文亭が唯一の見どころとなりました。江戸時代に整備された偕楽園ですが、その中に佇む好文亭は、戦時中に空襲で燃えたのちに復旧し、落雷で焼失したのちに復旧し、去年の地震でも一部崩壊したのちに復旧しておりまして、ほぼ新築なんじゃないの?と思わずにいられない状態ではありますが、匠の技により当時の面影を残した形で復旧されており安心しました。床にコンセントがあるのはご愛嬌でしょう。
ちなみにあとの2つは石川の兼六園、岡山の後楽園だそうです。

3大湖

琵琶湖、サロマ湖と並ぶ3大湖の1つ、霞ケ浦。ゆっくりと見るという感じではなかったけれど、上にかかる橋を渡ってその雄大さを感じ、そのあと露天風呂から沈みゆく夕日を眺めながら「琵琶湖みたいなもんやな。まぁ、湖やからな。」ということでその存在感を感じ取ることができました。

そんな感じで1日があっという間に過ぎたわけですが、今回色々と「そんなんある!?」という珍事がいくつかありましたのでご紹介。

そんなんある?

  • 出発の一週間前、久しぶりにバイクを動かそうと思ったらエンジンかからず。バッテリあがりでロードサービスに電話して来てもらうもやっぱりかからずでバイク屋にレッカー。
  • エンジンかからないので一人で「押しがけとかできるかな?」と動かしてみようとした矢先に久しぶりの重さにバランスを崩して立ちごけし、ブレーキレバーが折れる。
  • バイク屋に持って行ったところ、去年新品に交換したばかりの部品が切れていたのが原因。初期不良の可能性もないわけではないが、イタズラの可能性が高いとのことで要注意。
  • 築地でご飯を食べ、水戸に向けていざ出発の矢先、交差点を渡ったところで3人まとめて警察に止められる。オレンジラインをまたいだ疑惑だったが証拠不十分ということで恩赦を受ける。安全運転を心がけましょう。
  • ほわっほわっで口の中で溶けるほどのうなぎでも小骨は溶けるわけがなく、咽に刺さる。結局帰宅まで抜けず、帰ってから鏡を見たら見えたのでピンセットを使って抜く。
  • 途中、ルート確認のために道路わきに停まった。2人が地図を確認している間、自分の足元を見るとカブトムシの幼虫みたいなのがひっくり返っていた。踏まなくてよかった。

今年もみな無事に帰ってくることができ、楽しい旅になりました。