デブサミ2008

デブサミ2008に行ってきました。
営業色の強い展示会やらセミナーとは違って、その名(デベロッパーズサミット)の通り開発者指向のセミナーなので、ふんふんほうほうと聞いていたら一番の山場で「この問題はこの製品で解決!」みたいなオチにならないですみます。(ちょこっとそういうところもあったけど)
いくつか印象に残ったのを

id:Yoshioriさん

ステートフルなWebフレームワークとして、WicketJBoss Seamの紹介がありました。セッション管理の問題って、なんだか一昔前に散々語られたメモリ管理GCの話に似ているねというのが印象的でした。
エンジニアのマインドの話なんかも熱く聞かせていただきました。
3Kだ何Kだって言ってる人達をなんとかしようっていうのは、とても同意。
今年もリクルータなので、そのへんのことを伝えていきたいと思います。

Project-Zero

なんでGroovyを採用したのだろうか??JavaFXにはちょっと早いから?
JVM上で動くPHPにいたってはちょっと理解し難い感もあり。JRubyとかでいいんじゃないのって思いました。

id:amachang

有名人だし昨年度ベストスピーカー賞ということで、人も多かった。JavaScriptには疎いので色々と勉強になりました。

id:agtさんのMavenとCI

これはやっている、と言いたいところだけれど、Mavenのクセが強いのか、今のプロジェクトのリソース管理がまずいのか、ちょっとFITせず、結局今はAntで書いたスクリプトで回してます。
僕もJava使うならMaven2は必須だと思っています。今回のプロジェクトはすでに開発開始してだいぶんたってから入ったので、リソース構成を変えられず、仕方なくAntで書きました。Antで書いて、「Maven2だったら楽なのになぁ」と改めて思いました。
CIツールはいくつか試しましたが、やっぱりすぐに使えるContinuumは楽です。CruiseControlは使い方を覚えるところまでなかなかいけなかった。。。

SOAとは

Microsoftの萩原さんの話を聞いて、SOAは概念というか、哲学というか、そういう考え方の部分きちんと抑えておかないと失敗しそうだなーと思った。実装技術に引っ張られると本質が見えなくなって、単にシステム同士がメッセージでやり取りをしてSOAだ!なんて話になってしまう。それでいいのかと思ってたけど、今回の話を聞いて、まだ感覚的にではあるけどそうじゃないと感じた。