カリブ海クルーズ新婚旅行2日目−乗船

マイアミ港

11時半にホテルをチェックアウトして港へ。近づくにつれ、巨大な船体がいくつも見えてきました。今回我々が乗船するのはRoyal Caribbean InternationalのLIBERTY OF THE SEAS(リバティ・オブ・ザ・シーズ)。このロイヤルカリビアン以外にも複数のクルーズ会社の船が並んでいるわけですが、このリバティはウルトラボイジャークラスの客船で、このウルトラボイジャー級は16万トンで現在世界最大の客船(詳しくはgoogle:ウルトラボイジャーシリーズ)。外から見たらまるでビルです。

マイアミはクルーズの首都と称されるくらい、クルーズ船も多いそうな。あと、港も大きいので、アメリカの麻薬の8割がマイアミから入ってくるらしい。マイアミバイス。

乗船手続

長蛇の列を先導されるままガンガンに割り込んで、チェックインカウンターへ。チェックイン自体はWebで済ましていたのでパスポートとチェックイン用紙とクレジットカードを渡して手続き完了。これで”シーパスカード”というカードがもらえます。
このシーパスカードは1枚で、身分証、(寄港地での)パスポート替わり、船内での買物のクレジットカード、部屋の鍵なんかの役割を果たすとても重要なもの。
無事に受け取ってこれで乗船と思ったときにふとした疑問、「クレジットカード返してもらってないけど、そういうもんなのか?」。一応聞いてみる。「Where is my VISA?」と。「え?返したよ」とか抜かしやがるので一応探してみるけどやっぱり返してもらってないってなことをしてたらそいつのポケットから出てきたという衝撃。「なんでこんなところにあるの?」ってそりゃあんたオレが聞きたい。別に取ろうとしたわけじゃないのよ、ごめんなさいね、というのをどこまで信じるかは人の良さ次第ですが、まぁ無事に戻ってくればいいやってことで、あと何回かのセキュリティチェックとパスポート、シーパスカードのチェックをしていよいよ乗船。

洋上テーマパーク

入ってすぐにDeck 11(11階)のビュッフェレストランで食事をして、その後は日本人向けの船内ツアーに参加。この船には日本人係員は乗っていないので、ここですべてを聞いておかなければならないわけだが、時間が13時半からとなると日本時間は夜中12時くらいで一番眠くなってくる時間。必死で聴講。
船内をぐるっと周り、色んな設備の説明を受けましたが、いやはや、想像以上にスゴイ。カジノにプール、アイススケートリンクにシアター、ナイトクラブにバー、バスケットコートにパターゴルフ、ジムからゲーセン、ロッククライミングの壁まで、まさに海に浮かぶテーマパーク。それに加えて食べ物は食べ放題、コーヒー、ジュースは飲み放題。日本人にはできない発想だろうな。
説明会終了後、今回我々が泊まるDeck 8の海側バルコニー部屋へ。こじんまりとしてはいるものの、思ったより広く、収納も多くて機能的。

出航

部屋に戻って16時くらいから全員参加の避難訓練。救命胴衣を付けてDeck 4の甲板(?)まで降ります。誘導員の方や船内放送でも色々何かを言っていますが、何も理解できず。みんなが帰りだしたので我々も帰るっていう状況で、果たしていざというときに逃げることができるか、一抹の不安は感じます。

17時半出航ってことでDeck 11のプールサイドで催された出航ダンスパーティーを見て出航を待っているのに、なかなか出ない。どうしても陸から離れていくところを見たくて、18時からのメインダイニングでの食事も初日から欠席して待つこと1時間半、19時頃にようやく出航。船が出るときって、桟橋で大勢の人が手を振っているイメージですが、今からバカンスに行こうという人を見送る人など皆無であり、人っ子一人いませんでした。

メインダイニングの食事は時間が決められていて2部制になっており、我々は18時から。この日は先の通りだったので、ビュッフェレストランで食事。
ビュッフェレストランは朝、昼、夜で異なるメニューを置いていて、朝は6時から夜は23時くらいまでずっと開いてるのでとっても便利。実は公式には、入れ替えの時間30分くらいは閉まることになっているのですが、実際はずっと開いていて、入口から入ると左右に分かれる作りになっているので、片方ずつ入れ替えをしているような感じで、どこかのブロックは必ず開いているというような感じでしょうか。後半の朝と、昼はほとんどここで食べました。