マンション探しにあたっての色々

モデルルームを、ここ2週間で5件見てきました。西新井、葛西、八潮、足立区と回ってきましたが、どこも一長一短。まぁ当然と言えば当然です。
マンションは基本的に、小規模、中規模、大規模と分かれます。100人越えたら中規模で、数百人とかで共用施設なんかもあるのが大規模って感じかな。ぱっと見た感じ、やっぱり大規模ってよいよね。共用施設については考え方が色々あると思いますが、僕は良いと思う派です。
色々とまとめておきます。

こんなマンションはお勧め

駅近

言わずもがな、です。将来的な資産価値も考えると、駅近にしない理由はないというくらい違うそうです。ただ最近は、資産価値ってそれだけじゃないよねっていう、いわゆるロハス的な感じの意見もあるようですが、近くて下がることはまずありません。

再開発地区

再開発地区は、街全体がデザインされているので、電柱が地中に埋まってて景観が良かったり、歩道や公園なんかも整備されています。場合によっては商業施設なんかも隣接しているので、生活をするにも便利です。
ただ、今の都内の再開発地区というのは以前は工業地区だったりします。地下に色々埋まっていたり、土壌汚染されていたりもするそうです。建築前の調査できちんと対応されているはずですが、注意しましょう。

三井、三菱、野村、(住友)

こんな時代なので、売主が潰れそうにないところを選ぶというのも、1つのポイントかもしれません。

こうして見ると、うちの目の前の分譲マンションは全て満たしています。若干地盤が心配なところはありますが。
続いて逆。

こんなマンションは買わないほうがよい(お金のない人は)

将来的なメンテナンスコストも考えましょうというのが主。

機械式駐車場

将来に渡って、他の方式より断然メンテナンスコストがかかるそうです。そりゃそうですよね。機械なので定期点検、部品交換などは必須です。

無駄な共用施設

大規模の醍醐味としてあげた共用施設ですが、当然こちらもメンテナンスが発生します。シアタールーム、ラウンジ、プール、最近では岩盤浴やスパなどもあるようです。この中で、最初の2つは初期費用以外に大きな費用はかからないでしょう。後の2つは想像できる通り、将来に渡ってメンテナンスが必要です。例え使わなかったとしても、この費用を徴収され続けることになってしまうわけです。

高層タワー

修繕時にも専用のクレーンが必要になったりするので、やっぱりお金がかかります。

聞いたことのない会社

こんな時代だから、ということです。聞いたことのある会社でも危ない感じなのに、聞いたことのない会社はもっと危ない可能性がある。会社がなくなってしまうと、アフターサポートもなくなりますし、あとはマンションの管理組合で頑張って守っていくしかないということになるそうです。

地域住民の反対にあっている

明らかに住みにくいですよね。

以上ざっとみると、豪華高層タワーに住んでいる人の凄さ(単にお金的なところで)というのが身に染みて分かる気がします。

何を諦めるか

100点満点はないので、結局のところ何を諦めるかを迫られることになります。優柔不断の身に重くのしかかるこの問題。じっくりゆっくり考えましょう。

いつが買い時か

自分が欲しいと思ったとき、だそうです。この市況を見るにつけ、色々と不安、憶測が飛び交っていますが、そこにはあまり惑わされず、いいものがあったら買うということ。来年以降、もっと物件価格も下がると言われていますが、今は今で金利も過去最低水準です。金利の安い今のうちに買っておくというのも1つ選択だそうです。

値引き交渉

こんな市況ですが売主によって方針も違うようで、一概には言えないそうです。ただ、僕の回ったところはどこも「相談にはのれます」ということでした。ただし、本格的な値引きは、向こうも稟議を通さないといけないので買うと決まってからになるそうです。建ってからしばらく経っていて、早めに在庫をさばきたい売主であれば可能ではないでしょうか。予算を少しオーバーするようなものでも気に入ったのであれば、「この予算なんですが、私たちの検討候補にいれてよいものでしょうか?(暗に、このくらいまで引いてもらえる可能性はありますかと聞いている)」と聞いてみましょう。僕の回ったところで明らかにオーバーしていたところでも、「絶対とは言えませんが、不可能ではありません。」という回答でした。
ただし大幅になる場合、条件付きになるそうです。(早めに引き渡しさせてくれとか、ちょっとした不具合には文句言わないでくれとか)
とにかく、粘ったもん勝ちだそうです。


というわけで今年の住居活動、略して住活はこれにて終了。大事なことなので、期限に焦らずじっくり考えて決めたいと思います。僕を惑わすアドバイス、参考情報などお待ちしてます。