MBAってそんな簡単なの?

最近ようやく読み終えた本をご紹介。なんと購入したのは大学生の頃。ずーーっと本棚の肥やしになっていたのですが、手元に読む本が無かったのと、経済、経営に興味をもった時期だったこともあり6年の時を経て手にとってみました。

10日で学ぶMBA (SBP business)

10日で学ぶMBA (SBP business)

MBAというのは経営学修士号のことで、アメリカのビジネススクールで教えられているエッセンスが10章に渡って書かれています。なので「1日1章で10日」。当然、10日でMBA取得者と同程度の域に達することは多分不可能でしょうが、概要をつかむことはできると思います。なお、書かれたのは2002年ですので、事例なども少し古いです。「これからはインターネットが高速になってビジネスも変わってくる・・・」というような感じ。
ちなみにコンピュータ関連の書籍に目を通すことが多い僕としては、経済の用語みたいのはどうにも頭に入ってこない。書かれていることの3割も分かっていないような気がします。
思えばこれを買った当時は、大学4年生。ちょうど企業のインターンシップ(うちの大学では実務訓練という必修単位でした)から戻った時で、初めて会社の中で仕事をして「雇われは向いてないことが分かった」と言い、今のうちから経営の勉強でもしておこうと志し高く購入したうちの一冊です。その後どうなったかはご承知の通り、経営者からはほど遠い、完全に雇われのサラリーマンとして過ごしているわけです。今でも経営をやりたいと思っているかというと、何かちょっと違うような気もします。やりたいことができる=経営者というわけでもどうやらなさそうに思える。やりたい経営ができる=経営者というのは間違いないと思う。当然、「ただし、財務状況による」という条件が付きますが