レベル7

かなりのハイペースで本を読んでいる妻が、時生と並んでお勧めということで読んでみました。

レベル7(セブン) (新潮文庫)

レベル7(セブン) (新潮文庫)

冒頭、記憶をなくした1組の男女と、それとは関係ない場所で少女の家出調査をする女性、2つの線で物語は進行します。
最初は全く分からないけれども、物語が進むに従ってその線と、他の様々な伏線がつながっていく様は、確かによく練りこまれたストーリーだと思います。こちらも東野圭吾に続き、初の宮部みゆき作品。やはり、売れる作家は違うなぁと思います。
そういえば今日、食わず嫌い王を見ていたらジュード・ロウが出ていて、シャーロック・ホームズを映画でやるらしい。中学生の頃、シリーズでかなり夢中で読んだ覚えがある作品だけに興味があります。映画もそのようになっているようだけれども、純粋な推理小説ではなく、アクションもけっこう多いのよね。レンタルになったら観てみよう。