FF13

言わずと知れたスクエア・エニックスの名作シリーズの最新作。先生が学校を休むCMでも話題になりました。

ファイナルファンタジーXIII - PS3

ラスボスまでの総プレー時間は、レベル上げやお金貯めも合わせておおよそ60時間程でしょうか。
物語は13章から構成され、ルシという運命に囚われた若者たちが、時に助け合い、時に対立しながら、その使命に信念で立ち向かっていくお話です。ゲーム性、ストーリーとも面白かった。
今回はシステムが大幅に変わっています。戦闘は相変わらずのATBながら、ロールと呼ばれる役割によってできる行動が変わってきて、予め用意した各キャラクターのロールの組み合わせを戦闘中に変更しながら戦い、これが勝敗を分けます。（攻撃ロールで攻撃し、HPが減ってきたら回復ロールに変更する、など）
防具はなくなり、武器もお金で買うのではなく改造という手法で強化していきますし、MPという概念もないので魔法使いロールのキャラクターはひたすら魔法を唱えまくります。
HPや戦闘不能も戦闘中だけの話で、フィールド上でポーションで回復なんて煩わしいことはしなくてよくなりました。
ざっと、ドラクエのように日本人向けのコツコツRPGよりかは、欧米的にゲームそのものをより楽しめるように配慮したのではないかと思います。（とは言え、JRPGの代表格とされていますが。。）
前評判が高すぎるというか、期待過剰なところがあるのがこれら名作シリーズであり、開発者もそれに応えるべく、前作を超えるべく取り組んでいるわけではありますが、少しハードルが上がり過ぎにも思いました。ニュートラルに始めれば十分エンターテイメント性の高い良いゲームだと思います。
あと、グラフィックや世界観の演出はさすがです。
まだ発売半年の大作ですが、実は中古ですでに2000円を切る価格で入手できます。