大規模停電回避とedano_neroと日本人の誇り

今日も定時までは勤務するようにというお達しがきたかと思ったら、15時半には帰りなさいとのこと。なんだろうかと思ったら、大規模停電の可能性があるという。これは大変だということで早々に帰宅いたしました。今日はなんとか免れたみたい。こうして更新できています。
依然として原発は予断を許さない状況ですが、被災地の支援の輪が広がりを見せています。その中でも今注目されているのは野球界。セ・リーグは開幕をするのか否か?先日、アメリカで募金をしていた松坂がインタビューで「スポーツが皆さんに力を与えることだというのは分かっているが、今だ被災地では厳しい避難生活をしている方いて、まだテレビも見られない状況。軽々しくそんなことは言えない。」というようなことを言っていて、現実を見ることのできる真面目な男だと思いました。
先日書いた枝野さんですが、地震発生から5日目にしてようやく「一旦、家へ帰ります」と言い残し帰宅された模様。それまでおそらく一睡もしていないんじゃないかというような、最後の日にはついに無精ひげをはやしたまま会見に臨んでおられました。今倒れられても困るというところで、ようやく休んでいただけたのかと思ったら、もう翌日の朝から会見に臨んでおられました。発生からこれまで、当然といえば当然ですが、そんな枝野さんを心配する声がTwitter界隈で起こっていた模様で、edano_neroというハッシュタグがトレンドトピックになったのこと。その様子を書いた米ウォール・ストリート・ジャーナルの記事を和訳したものがこちらだそうです。
http://tweetmore.net/tweets/0c4d1a33f483f1ac

海外メディアでは同時に、日本人の資質の高さを賞賛する声もあるようでそれはそれで誇らしいことが、日本人からしたら「そんなこと?」と思えるようなことが多く、感覚や文化の違いというのを実感します。そんな声に対して日本人の誇りを喚起する向きもありますが、「どうだ」と胸を張るのではなく、「いえいえそんなとんでもございません」と平身低頭してこそ、やっぱり日本人だと思います。