ツーリングat山梨

高専時代の友人2人とツーリングに行ってきました。友人の一人が行先をプランしてくれたのですが、行先は山梨。実はバイク持ちは僕だけで、後の2人は元ライダー。7年と14年のブランクありですが、今回レンタルバイクでの旅です。先週夏休みをとったところなのに本当申し訳ないという気持ちはありつつも、しっかりと有休をとって行ってまいりました。
天気も良かったし気温も程よく(帰路の山間部はちょっと寒かったけど)、本当に楽しいツーリングでした。恒例行事になるかな?
ひとまず、事故もなく皆無事に帰宅できたのが何よりです。「ならリスクを冒すなよ」というご指摘は野暮ですよ。よく理解しています。

第1チェックポイント:神奈川県相模原 お食事処・禅


集合は午前7時にこちらの件のお店でした。市場の中にあるお店ということで、狭い店内ですがお客さんは我々を除いて市場の方。朝からビール瓶4本開けてるおじさんも。写真のようにボリューム満点。これで480円。
何より、見た目ちょっといかつい大将が、超優しく人当たりの良い感じが何よりも魅力で、朝から元気をもらえた気がします。
ここまでの道のりは我が家から首都高で八王子まで行ってそこから南下。ざっと1時間ちょっとの道のりで一本道なので心配をしていなかったのに、まさかの最寄りの首都高入口が工事中という罠。次の入り口を求め、頭上を走る道路沿いにうねうねと走って無事に乗ることができました。さすがに遅れたかな?と思ったけれど、意外に皆、店の位置が分からず迷った模様で、僕が一番乗り。

2チェックポイント:山梨県笛吹市 桔梗屋本社


山梨のお土産といえば有名な信玄餅。たっぷりの黄粉に黒蜜をかけていただくお餅は日本人なら誰でも好きじゃないかと思える裏切らない味。その製造元であるこちらの本社にはアウトレットショップがあり、賞味期限切れ間近の信玄餅をたった210円で詰め放題できます。普通は1個150円くらいなので2つ入れれば元がとれるというサービスっぷり。僕は余裕をもって10個ですが友人はもっと詰めておりました。ただ、おばちゃんが御饅頭を原型がなくなるほどに潰してまで詰めていたのには正直引きました。確かに潰れても味は変わらんけれども、美味しさって見た目も大事やん?
何やらテレビでもよく取り上げられているそうで、観光バスまで止まるほどの大盛況っぷりです。
禅からここまでは、当初予定から早くも遅延していたため、高速で移動。それぞれのペースでということで、途中のSAと、下りたICで待ち合わせという新しいスタイルのツーリングを提案できたと思います。

第3チェックポイント 山梨県北杜市 ヴィラ・アフガン


八ヶ岳方面でペンションなんかが立ち並ぶ道路沿いにある、一風変わったカレー屋さんがこちら。ヨーロッパにでもありそうな趣のある外観に違わず、店内もオーナーのこだわりに満ち溢れておりまして、木で作られた内装に合わせたたくさんのアンティーク家具が、自身の時代感覚の錯誤を引き起こします。いや、本当に雰囲気のいいお店。写真はベーコンエッグカレーですがご覧のボリューム。これに別出しのカレーをかけていただくわけでありますが、このカレーの最大のスパイスは八ヶ岳の新鮮な空気とこのお店の醸し出す雰囲気そのものであると言えます。
ここまでの移動も高速使って移動。

第4チェックポイント 山梨県山梨市 ほったらかし温泉


誰が名づけたかほったらかし温泉は、甲府盆地と富士山が一望できる山の上の温泉。写真は撮れませんでしたが、天気も良く富士山も見えたこの日は、まさに「絶景」そのもの。なんでも、夜になるとまた盆地の家々に明かりが灯りロマンチックなんだそうな。
その名のほったらかしの通り、ほったらかしなのかと思いきやきちんと手が行き届いており、番頭さんもいたりなんかでほったらかされてる感はなし。興味のある方は安心して行ってください。
気が付いたらここまでバイクの写真を撮っていないことに気が付き、「本当にバイクで行ったのか?」「電車じゃないのか?」と疑問の声があがりそうなので駐車場で記念撮影し帰路へ。
本当はブドウ園でブドウ狩りも計画していたけれど、当初予定から2時間半遅れのためスキップいたしました。次回は行きたいねぇ。
ここまでとここからはわりとまともなツーリングらしく、編隊を組んで走行いたしまして、ワインディングも楽しめて走りのほうも満足です。

自身にとっても久しぶりの本格ツーリング。どうなることかと思ったけれど、記憶と合わせて左腕と背中の筋肉痛という形で2日も残る素晴らしい体験であったと感じています。