良い音は人生を豊かにする・・・はず Part1〜オーディオの世界〜

なんかどこかの誰かが言ってそうなセリフですが、良い音で音楽を聴いたり映画を観たりすると、そうじゃない音で聴く場合よりも沸き起こる感情が大きくなり、つまりはより強く感受性を刺激され、そのことが人生を豊かにするのではないかなぁというのはあながち間違いではないように思います。
10年前、まだ当時DVDが普及しだした頃で5.1chのホームシアターも出だした頃だったように思うけれど、なぜか欲しくなって2万5千円くらいのSONY製エントリーモデルの5.1chホームシアターセットを購入しました。部屋に設置して初めてDOLBY Digitalの5.1chサラウンド再生した映画を観たとき、まさに世界が変わった感覚を覚えています。「TVと同じくこれは絶対一家に一台必要なもの」と思ったほど、普通にTVのスピーカーで再生させるのとは訳が違う臨場感を味わうことができました。
そんなホームシアターシステムも代替えせずに10年使い続けてきておりまして、もちろんまだ壊れているわけでもないのだけれど、DVDからBluerayになり、光デジタルからHDMIになり、DOLBY DigitalからDOLBY TrueHDになり、部屋も広くなったし技術の進歩もしたし、最近忙しくて何か頑張った証が欲しいなぁとかいうのもあり、思い立って買い換えを決意しました。

オーディオの世界

昔から聞きしに及ぶオーディオの世界。ケーブル1本、配線一つで音が変わると豪語する猛者が蠢く世界。さすがにTVのステレオスピーカーと5.1chのサラウンドの違いは体感できたけれども、それほど耳が肥えているわけでもない僕にとってはどこまで踏み込むかが重要なところ。それによって予算も大きく変わってきます。
スピーカー1本でもまさにピンキリ。1個1万円のものからん十万円まで上を見ればきりがないほど。メーカーも様々なので、自分の用途と予算、あとはある程度の決めが必要です。レビューだけ見ていても高音が伸びるものやら中域が明確にでるものやら、それぞれに良いところがあるようで、第三者の意見を参考に決めるというのがちょっと難しい。結局レビューでも「音の好みがあるので自分で聞いてみて」みたいなのがほとんど。
構成要素としては、スピーカー、アンプ、プレイヤーの3つからなるのだけれど、一番お金をかけるのはスピーカーだということはほとんど常識レベルのようです。最終的に音を出す部分なので、ここがしょぼいとしょぼい音しかでないというのは確かにそうかなぁと納得できるところではあります。予算の内訳はスピーカー4:アンプ3:プレイヤー3というのが通説の模様。
あとはケーブルも必要ですが、これまたピンキリの世界。はっきり言って分かりません。お店の人に任せましょう。

長くなるので少し分けます。
次は上記3つの選択。