KOBE

すき焼きをしよう!ということになりまして、有名店である今半で食べたようなお肉を家庭で楽しもうということになり、うちから一番出かけやすい池袋のデパートに”ええお肉”を求めて行ってまいりました。食品街の中で神戸牛を取り扱っているお店へ。
先の今半だと1人前で3枚の霜降り肉が出てきて確か7千円とか8千円とか。多分150gとかそこいらじゃないかなぁと思うけれども、脂が多いのでこれで十分満足できてしまいます。同じお肉をお店で買ってきて食べれば、同じくらいの満足度をかなりお安く得られるのではないかということでここに至ったわけです。
で、いただいたのがこちらでございます。あ!見てる!!

手前のステーキと奥の2枚が神戸牛。真ん中のも霜降り和牛でございます。これをすき焼きでいただきました。何気に”ワリシタ”もお店の味をそのまま楽しめるようなものが売っているので(もちろんお店のものとまったく一緒ではないのだろうけれど舌の肥えていないもので)、まるでお店で食べるかのようなおいしさと満足感。神戸牛のすき焼きは舌触りも滑らかに、ほどなく溶けていくような、まさに絶品。ステーキも、軽く叩いて塩コショウで味付けしただけなのだけれど、高級鉄板料理を思わせる(食べたことないけれど)ほどやわらかくてこれまた絶品。とても満足感の高い食事になりました。
・・・ところが、満足感とは裏腹に満腹感までは程遠い状態。やはり食べなれていないからか、神戸牛のすき焼きとステーキを食べ、残りの霜降り和牛を2切れ食べたところで言いようのない気持ち悪さに身体が襲われました。もちろん火もきちんと通しているので食あたりとかではなく、なんというか、急性胃もたれとでも言おうかなぁ。「うぇっぷ」という、嘔吐感の2歩手前くらいの感じ。いくら上質の脂とは言え、脂は脂ということか。普段よく食べるオージービーフでは味わったことのないような感覚にしばし身を横たえる結果となりました。
1時間ほどしてなんとか復活し、ケーキも食べることができましたが、いやー参った、参った。この年になると、上質なお肉は3枚くらいがちょうどよい。