やられたら

巷で話題の半沢直樹。先日帰省の際にお土産にと目論んでいた半沢直樹の倍返し饅頭は、東京駅のTBSショップで長蛇の列を作っていたので諦めたほどに大人気のドラマです。
同じ人気でも、あまちゃんのは全然買えたからね。

そんな話題作かつ、バンカーの話ってので興味をそそられ、折り返しに入った6作目から録画を始めました。
で、見ました。
面白い!
テンポもいいし、半沢の真っ直ぐさとその中にある復讐心とが織り交ざったあの役は、堺雅人だからこそのような気もする。
気もするけれど、どことなくどっかで見たことがあるような感じ。
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そう、ハゲタカですな。
もちろん、少し話は違うのだけれど、銀行を舞台に繰り広げられる争いという点は似ているので、そりゃ見ていて面白いわけだわさ。
原作が気になる。

それにしても、銀行って本当にこんなどす黒いところなのかと思ってしまいつつ、半沢に憧れた「半沢世代」が来年の新卒やら就活生やらに現れそうな予感。
新人に「倍返しだ!」と言われたらウィットに飛んだ気の利いた返しをできるようにしとかないといけないなぁ。
「ありがたいのですがあいにく憎まれ口は足りておりますので、結構でございます。それよりも生産性を倍、つまり成果物の量を倍にしてもらえませんか。今のところ作業時間だけ倍になってるから。あ、あと品質は倍じゃ足りないからね。次提出するときは倍と言わず、4倍返しでお願いね」とかなんとか。
うん、辞めるな。

そんな僕は無沢です。
「やられたらても、やり返さない!!」
いやほら、仕事って一人じゃなできないしぃ~、日本人同士なら和が大事だよねぇ~、なんて。

まそれは人それぞれにしても、何かの番組でもやっていたけれど、「自分は何のためにここにいるのか」と問いかけることは必要だと思います。
もしかしたら意味なんかなく、思い込みなのかもしれないけれど、それでも「そこにいる理由」を自覚しておくこと、その役目を真摯に果たそうとすることは重要です。