VAIO

SONYがPC事業を売却というニュースがありました。SONYのPCと言えばVAIOであり、長らくVAIOユーザであった身としては非常に衝撃的でありました。
初めてのPCはIBMのAptivaでした。高額を親にねだり買ってもらったのですが、今思うととてももったいないことをしたと思うくらいに使えこなせませんでした。今みたいにPCがインターネットをするための道具ではなかった時代ではありましたが、それでも当時の自分にもっと知識、もとい、知識を得ようとする意欲があったならきっともっと活躍してくれていたに違いありません。
大学に進み、レポート作成等にPCが必要であったため自宅から取り寄せたものの、数年型落ちしたこれでは力不足で、結局その次も「勉強に必要なら」と親に買ってもらったわけですが、その時に選んだのがVAIOでした。PCGR-XR7というノートPCです。ちなみに今これを書きながらも型番がスラッと出てきてびっくりしました。
なぜVAIOにしたのか?というと、単にブランドです。本来PCに不要のはずの、スタイリッシュで他にないデザインに惚れたということです。いや、ほんと、PCの性能には全く寄与しない部分なんですけどね。
このPCは大学生活において大いに活躍してくれました。レポートや論文作成は元より、Linuxマシン化し、Linuxの基本的なことを身に着けることができました。大学を卒業して社会人になってからも、ホームサーバ機としてしばらく活躍してくれます。
一方で、メインマシンとしては非力となったため、社会人1年目にいきなりボーナス一括払いで買ったのがVGC-RA50というデスクトップ型のPCです。これはつい去年の今頃まで現役でした。TV視聴や録画もでき、当時寮生活だった身にはオールインワンのAV機器という感じで重宝しました。
結婚をして嫁さんが持ち込んだのもVAIO(PCV-W)、そしてそれがお役御免になって只今現役なのもVAIOVPC-L)です。TV録画や音楽、写真のストレージとして、またDLNAサーバとして、まだまだ大活躍中です。が、次に買い換えるときにはSONYVAIOでなくなっているのかと思うと、少し寂しい気がします。一時代が終わった感じ。