トレーニング

お盆も終わって8月もあと1週、なんかあっという間過ぎて震える思いです。
我が家の大吉さんは相変わらず元気にしておりまして、8月半ばからトレーニングを開始しました。トレーニングってのは筋トレとかではなく、ドッグトレーニングというやつです。いわゆるしつけ教室です。
とても困ったことがあるわけでもなく、めちゃめちゃ利口になってほしいわけでもないのだけれど、トレーナーさんに来ていただいてトレーニングをすることにしたのは、自分たちのためというところが一番大きい。妻は実家でずっと動物と育っているのだけれど僕は初めてで、2人にとっては仔犬から育てるというのも初めてということもあり、自分たちが飼い主として犬とどう触れ合っていったらよいのか?がイマイチ分からなった。そりゃ「愛情持って」ということは当たり前で、人と同じく唯一正しい方法はないと分かっているのだけれど、本やWebで情報を見る限りだと”しつけの方法”としてあまりにも多様なやり方があり過ぎて何を参考にしたらよいのか分からない。あと、静的な情報(動画なんかもあるけれど)だけでは、自分たちが本当にその方法を実践できているのか評価ができない。そういったこともあり、プロの方にお願いしてトレーニング方法と一緒に、犬のことを勉強するつもりで始めたわけであります。
まずは10回コースということで初めていて、今日は3回目。ここまでは週一のペースだったけれど、ここからは2週に1回とか、少しペースダウンをして練習していくとのこと。プロのお話を聞くと「なるほどなぁ」と思えることが多いのと、当たり前だけれどより具体的にしつけの方法が学べる。我々がやっても嫌がったりするようなことでも、犬の性格、身体の構造を分かったうえで、力を入れずに犬を制する方法を取ることで、先生の手の中だとすんなりできたりするのはさすがの一言に尽きる。
犬のトレーニングにも多様な方法があると言ったけれど、結局これは犬が何を考えているのかが分かっていないから。学説というレベルで何通りか出ているようだけれど、結局本当のところは分からない。なので、各人が自分が「こうだろう」と思う方法で、なおかつ自分の犬に一番合っていると思える方法を取るのが一番なんじゃなかろうか。そういう意味でも、トレーニングを頼む先生選びも重要になってくるわけだけれど、今回我々がお願いしている先生は我々に合っていると思える。
特徴的なのは下の2つ。

  • いけないことをしたら叱るけれど、罰を与えることはしない。
  • 良くできたら褒めるけれど、ご褒美を与えることはしない。

割と主流なのはご褒美、つまりおやつをあげて教えていく方法なのだけれど、この先生は撫でまわして褒めることはするけれど、決しておやつで釣るようなことはしないという考え方の人。犬と、五感のうち3つを使ってコミュニケーションを取りながら信頼関係を築いていくという方法を取られます。
ここまで3回で、トレーニングの準備運動ともいえる、ホールドスティルとマズルコントロール、基本のおすわり、待て、伏せを習いました。おすわり、待てともに順調に覚えているようです。
ちなみに、自分たちでもこの辺のことは教えていたのだけれど先生に習った方法でやろうとすると全然できずに一から覚えなおしになります。これは犬が人間の指示を何で判断しているかということなのだけれど、同じ言葉を使っても全く反応しないというのは、単に言葉だけで判断しているわけではないのだろうなぁという感じです。
外に出ても大人しく利口に過ごせるようになれれば一緒に色々出掛けられるので、今後も我が家みんなで頑張っていこうと思う所存です。
とりあえず今日はお疲れのようです。