カリブ海クルーズ新婚旅行5日目‐モンテゴベイ(ジャマイカ)

時差ボケ解消

ようやくこの日くらいに二人とも時差ボケが取れた感じ。僕は前日くらいかな。初めてこんなにあからさまに時差ボケになった。昼間に眠気がやってきて、徹夜をしているような浮遊感のようなものがずっとあって、夜は寝ても小刻みに目が醒めて朝になっても眠った気がしないような、そんな感じ。日本人組にとっては毎日21時からのショーが、食事も終わって一番眠い時間。シアターをぐるっと見回してその人達を探すと、だいたい寝ています。

YEAH MON

ジャマイカではこのフレーズを良く聞きます。最初はその人の口ぐせかと思っていたらどうやらそうではなく、goodとかそんな感じの意味らしい。

ジャマイカで何をするか

今回も当然オプションは申し込んでおらず。で、初日の船内案内の時にもらったガイドを手に、とりあえずお土産を買うべぇと船を降りてみる。ちなみにジャマイカでは港に付くので渡し船ではありません。
船を降りたところで一人15ドルの乗り合いシャトルバスにのり、モンテゴベイの市街のほうへ。ビーチなんかも通るけれどそこではおりずに、シティセンター・モールへ。
モールって言うからでっかなショッピングモールを想像していたら、小さな民芸品が建ち並ぶだけのところでした。で、気になったのが、このモールの入口で、鎖で仕切られたゲートを通過したことと、そこにショットガンかライフルのような長いでかい銃を持った警備員が立っていたこと。まさか狩りをしようなんてわけではないわけで、なんとなく意味は察することができます。鎖のゲートの向こう、モールの外からは「こんにちわー」と陽気なジャマイカンが呼びかけてくるわけですが、決してこっちに近付くことはしません。こちらからいかない限りは安全みたい。

レジェンド

モールのお土産さんもまぁそんなに品のいいものではなく、もの凄い気さくに話しかけてきたのに値段まけさせたあげく勧められたものは何も買わず、名産のブルーマウンテンコーヒー1つしか買わなかった瞬間に態度が豹変したあのおばちゃんはマジに怖かった。
日本人に友達がいて彼女はとてもいい人だとか、ボブマーリーの写真を見せてきてレジェンドだと答えるとハイタッチをしたり、ジャマイカンはみんなとても明るく陽気なんだと思ったのは錯覚だったようで、やっぱり観光客相手に商売をしている外国人はとても露骨。

ジャマイカ・ノープロブレム

YEAH MONと合わせて、Tシャツのロゴにまでなっているこのフレーズ。シャトルバスの運転手が言っていたのでこれまた冗談かと思っていたら、どうやら皆の共通認識というか、国民性ですらある模様。
基本的にぬるい環境で育って来た同じ日本人チームの方々はみんな、ジャマイカでの観光には恐怖を抱いた模様で食事の時に話を聞くと色々と面白かった。
ある夫婦は突然話しかけられて、市街のどんどん奥へとガイド付きで案内されたらしく、これ以上行ったら危ないと、途中でチップを渡して戻ってきたり、ある夫婦はビーチからモールまで歩いて行こうとしていたら、ずっと後ろをつけてくる人がいて途中で引返したりとか。
そんな人達は決まって「タイマ(大麻)」と言ってくるそうな。で、そのご夫婦が聞いたんだと。「ジャマイカでは大麻は合法なの?」と。「一応違法だけどジャマイカではノープロブレム」。

そんなジャマイカのお土産屋さんで見付けた、どこか(日光あたり)で見たことがある3匹の猿の置物。かと思いきや後ろのは4匹?やらざる?

船内設備

ジャマイカのノープロブレムさに短時間では馴染めなかった我々は、ビーチによって写真をとったらさっさと船へ。ジャマイカ滞在時間はおそらく1時間半くらいか。
寄港中の船の中は人もまばらで過ごしやすい。ここぞとばかりにパターゴルフをしたりジムに行って身体を動かしたり。別に船の上じゃなくてもできるけれど、旅行中に船の上でやることに不思議な優雅さを感じるわけです。
Deck 5のロイヤルプロムナードは街のようになっていて、ストリートの両脇に色々なお店(バーから美容院からお土産物屋からブランドショップまで)が建ち並んでいるわけですが、そのアーケードのようなところの中空には橋のようなのがあって、そこでは誰かしらが生演奏なんかをしています。

スマートカジュアル

今日のドレスコードはスマートカジュアル。この船にはカジュアルとフォーマルしかないと聞いていたのに・・・。で、とりあえずパンツにシャツにスカーフで綺麗目にまとめてみるが、ダイニングに行ったらみんなおかまいなしでした・・・。

ちなみにカジュアルの日でも、タンクトップとハーフパンツ、ビーチサンダルは御遠慮くださいとなっているが、気にしていない人もけっこういます。それを注意されるわけでもないし。
無難なのは長いズボン(ジーパン含む)にポロシャツとかが一番無難でしょう。別にTシャツでも大丈夫だと思います。案内には「コットンパンツに襟付きシャツ」なんて書かれていたけど、そんな人のほうがマレです。